自分だけのオンラインストレージの作り方(1)

ownCloud

どうも、平島です。DropboxやGoogle Drive、OneDrive、Boxなどのオンラインストレージについて、あなたはどれを利用されていますか?以前はファイル共有といえばイントラネット内のWindowsファイル共有が大半でしたが、すっかり個人でも仕事でもオンラインストレージサービスの利用が日常になりました。ネットさえつながっていれば、どこでも見られて便利ですもんね。

オンラインストレージは特定のベンダーが提供しているので、共有するデータの性質上「見られたくない」って気持ちから、あえて自分でオンラインストレージを用意したい要望もあるのだと思います。今回は、その要望を解決するためにownCloudというオープンソースのオンラインストレージのセットアップをしてみます。AWSの使用料金だけで、ベンダーによらないオンラインストレージを用意することができます。

そして今回も画面ベースで説明して、分かった気持ちになるシリーズです。もし質問や、ご助力できることがあったら、お気軽に連絡くださいね。誰かの役に立てると嬉しいです。

AWSインスタンスの起動

まず、AWSのEC2インスタンスを起動します。今回は、bitnamiから提供されている、ownCloudがインストール済のAMIイメージを利用します。(感謝)

AMIの検索で、AWS Marketplaceから「owncloud」と検索して、選択しましょう。

規約を確認してContinueをクリックですね。

インスタンスのタイプは、t2.microで良いでしょう。必要なら後から変更で。

ストレージは30GBを入れておきます。オンラインストレージを使いたい分だけ確保しましょうね。

セキュリティグループはデフォルトでOKです。

そしてそのまま進めて、いつも通りキーペアをダウンロードして、インスタンス作成しましょう。

インスタンスが起動したら、ownCloudログイン用のパスワードが自動的に設定されているので、確認しましょう。以下のメニューをたどってください。

青枠で隠しますが、ここにパスワードが書かれています。メモっておきましょう。

固定IPの割り当て

EC2を起動したらいつも行うことですが、固定IPをElastic IPで作成しましょう。

以下の通り、「割り当て」をクリックします。

はい、ちゃんと取得できましたね。

以下のようにして、割り当てを続けましょう。

先ほど作成したインスタンスに紐づけです。

はい、ちゃんと関連づきましたね。

接続用ドメインの設定

つぎに、ターミナルで各種設定を入れていきましょう。IPを指定して接続です。

今回はユーザ名は「bitnami」、パスワードは空、秘密鍵を設定して接続です。

そして、ownCloudとして接続するドメイン名を入れておきます。

# vi /home/bitnami/apps/owncloud/htdocs/config/config.php

で、今回は「storage.zoom-mania.net」というドメインをセットしておきます。

設定しましたので、ちゃんとこのドメインに先ほどのIPアドレスを設定しておきましょう。

はい、前準備は完了です。次にbitnamiのツールを使ってSSL証明書の設定まで進みます。まず以下のコマンドを起動しましょう。

# /opt/bitnami/bncert-tool

進めていくと、最後の赤枠のところで止まってしまいます。困った。

よくよくワーニングの内容を見てみると、storage.zoom-mania.netがうまく名前解決できてないって出ています。SSL証明書をLet’s Encryptから発行するために必要な検証項目なのでしょう。/etc/hosts に書いてあげることで解決したく思います。

# vi /etc/hosts

そして再トライ。

お、うまくいきましたね。処理は続きます。どうでしょうか。。。

Successって書いてありますね。無事うまくいったみたいです。よかった。

ブラウザからのアクセスでインストールの確認

最後に、設定したドメインstorage.zoom-mania.netでアクセスできるか確認します。

ちゃんとSSLも設定されていますし、ログイン画面も出ていますね。

そして、無事ログインも成功して、ownCloudの画面が開きました。

やりましたね!

最後に確認のため、今回は200MBの動画ファイル(mov形式)をブラウザにドラッグ&ドロップしてアップロードしました。ついでに、共有リンクをクリックして、ファイルを他の方も見られるようにリンク生成できるか確認しましょう。

そうすると、各種リンク名やパスワード、有効期限も設定できますね。

お、ちゃんとリンクをコピーもできますね。

確認のため、ブラウザをプライベートモードで開いて、先ほどのリンクを開いてみました。

素晴らしい!ちゃんとアクセスできました!

まとめ

ということで、今回は「自分だけのオンラインストレージのつくりかた…ownCloud編(1)」をご紹介しました。

ファイルを共有したいんだけど、どうしてもDropboxなどを使いたくない、自分たちだけがみられるようにしたい、という要件って結構あります。そのようなときにownCloudは良い選択肢になると思います。

他にも、容量を気にせず無制限にする方法や、ローカルフォルダと同期する機能もありますので、今後時間が出来た際に、その構築方法についてもご説明できたらと思っています。

今日はここまで。もし質問や、ご助力できることがあったら、お気軽に連絡くださいね。誰かの役に立てると嬉しいです。

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